Q1:フライパンで焼いていて中まで火が通ったかどうか、切らずに確認する方法はありますか?
A1:最も確実な指標は「肉の中央を指やトングで押したときの弾力」と「溢れ出る肉汁の色」です。まだ生の場合はブヨブヨと柔らかく頼りない感触ですが、火が通ると耳たぶ以上のしっかりとした押し返しの弾力に変わります。また、竹串を肉の最も厚い部分に刺し、3秒後に引き抜いて下唇に当てて温かければ中心まで熱が通っています。溢れ出る肉汁が「濁った赤色」なら加熱不足、「透明な黄色味を帯びた脂」なら完璧な仕上がりです。
Q2:フライパンに油は本当にひかなくて大丈夫ですか?テフロン加工でない鉄フライパンでも可能ですか?
A2:フッ素樹脂加工(テフロン)のフライパンであれば、鶏もも肉自体の皮から大量の良質な鶏油(チーユ)が滲み出るため、油を一切ひく必要はありません。ただし、鉄製フライパンやステンレス製フライパンを使用する場合は食材が金属表面に吸着しやすいため、コールドスタートではなくフライパンを十分に予熱し、ごく薄く油をなじませてから弱中火に落として焼くクラシカルな手順を踏む必要があります。
Q3:皮をパリパリに焼いた後、タレやソースを絡めると皮がふやけてしまいます。どうすれば良いですか?
A3:タレをフライパンの中で肉全体にジャッと絡めるのではなく、「焼き上がった肉をまな板に取り出して一口大にカットし、皿に盛り付けてから下(身側)にソースを敷く」、あるいは「別添えのタレにつけて食べる」スタイルを徹底してください。パリパリに仕上げた皮の表面に直接水分やタレを長時間触れさせないことこそが、最後の一口までサクサクの食感をキープする最大の秘訣です。