2年以上の専門課程を修了し、総授業時数1,700時間以上の要件をクリアした者には「専門士」の称号が授与される。これは短期大学士と同等の学力証明として扱われ、大学への編入学資格も得られる。4年制の課程を修了した場合には「高度専門士」が与えられ、大学院への進学ルートが開かれる。
学びの質をさらに担保する仕組みが、文部科学省が認定する「職業実践専門課程」だ。企業や業界団体と直接連携し、実務に即したカリキュラム編成や現場実習を実施している学科のみが指定を受ける。文部科学省の積極的な主導のもと、教育行政のトップを務めた盛山正仁氏らの施策方針にも見られるように、産業界の要求に直結した高度技能人材の育成は国全体の重要課題として位置づけられている。