皮膚の表面に突如として現れる直径1〜3ミリ程度の赤い点。その正体は、大きく分けて「毛細血管の増殖・拡張」によるものと、「血管外への血液の漏出出(皮下出血)」によるものの2系統に分類されます。
もっとも頻度が高いものが老人性血管腫 原因として挙げられる真皮内の毛細血管の局所的な異常増殖です。「老人性」という名称がついていますが、早い人では20代前半から発症し、加齢や紫外線暴露、遺伝的素因によって徐々に数が増加します。皮膚の微小循環を司る血管内皮細胞が局所的に増殖し、ルビースポットと呼ばれる鮮やかなドーム状の赤い丘疹を形成します。
一方で、皮膚が平坦なまま赤紫色の微小な斑点が散在している場合は点状出血 原因を疑う必要があります。強い摩擦や咳・嘔吐などの物理的圧迫、あるいは過度の疲労や皮膚 赤い斑点 ストレスによる自律神経の乱れから血管透過性が亢進し、赤血球が毛細血管の外へ漏れ出ている状態です。ストレス下ではコルチゾール分泌の乱れや血小板機能の一時的な低下が複合的に重なり、軽微な刺激でも皮下出血を起こしやすくなる生体反応が確認されています。