あわら温泉街の魅力は、食の豊かさ抜きには語れません。昼は日本海と越前平野の恵みを味わい、夜は風情ある横丁で杯を交わすのがあわら流の過ごし方です。
日中の食べ歩きなら、福井名物の「越前おろしそば」と「ソースカツ丼」は外せません。辛み大根の絞り汁と出汁を合わせたつゆでいただく十割蕎麦は、喉越しと香りが格別。また、地元特産のサツマイモ「とみつ金時」を使った焼き芋スイーツやスイートポテト、温泉街名物の温泉たまご手作り体験など、甘味から軽食まで充実しています。
そして夕暮れ時、街の活気を一手に引き受けるのが、あわら湯のまち駅前にある「あわら温泉屋台村 湯けむり横丁」です。赤提灯が灯るレトロな横丁内には、おでん、ホルモン焼き、串揚げ、手作り餃子、フレンチバル、地酒専門酒場など個性豊かな8〜10軒ほどの小規模店舗が軒を連ねています。
カウンター席で隣り合った地元住民や旅人同士が自然と会話を交わす温かなコミュニティ空間は、大規模ホテルの中では決して体験できない特別な夜を演出してくれます。日本海で水揚げされた新鮮な魚介と福井の銘酒を味わいながら、夜の温泉街をしっとりとハシゴ酒するのが通の楽しみ方です。