術後ベッド作成で焦らない!正しい手順と実習で失敗しないプロのコツ徹底解説

術後ベッド作成で焦らない!正しい手順と実習で失敗しないプロのコツ徹底解説

術後ベッド作成で焦らない!正しい手順と実習で失敗しないプロのコツ徹底解説に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

焦らず手戻りのない作業を実現するためには、術後ベッド作成の手順を身体で覚えることが肝心です。ここでは、現場で標準的に用いられるステップを順を追って解説します。

ステップ1:ベッドの清拭と下シーツの敷き込み
マットレス表面を消毒液等で清拭し乾燥させた後、下シーツの中央線をマットレスの中心に合わせます。頭側・足側の順にシーツを巻き込み、コーナーは美しい「三角折」で固定します。三角折の手順は、シーツの端をマットレスの下へ深く入れ込み、側面の垂れ下がった部分を45度の角度で持ち上げて角を作り、余分をマットレス下にきれいに折り込むのがコツです。

ステップ2:防水シーツと横シーツの正確な配置
次に、術後ベッドの防水シーツの位置を決定します。創部からの浸出液やドレーンからの排液、尿道カテーテル留置部をカバーできるよう、胸部下部から大腿部にかけて敷きます。その上に吸汗性を保つための綿製横シーツを重ね、両端をマットレスの下へ強く引き込みながら巻き込みます。このとき、横シーツにしわがあると患者の殿部を圧迫するため、左右均等にテンションをかけて平坦に仕上げます。

ステップ3:上シーツ・毛布のセッティングとシーツのたたみ方
掛寝具(上シーツ、毛布、掛け布団)をベッド上に広げ、足元の角を三角折にして固定します。その後、患者がストレッチャーからスムーズに移乗できるよう、術後ベッドのシーツのたたみ方を工夫します。一般的には、上部を首元側へ一度折り返した後、患者の搬入側とは反対側(壁側)へ向かって縦に三つ折りにするか、足元側へ向かって「蛇腹折り(アコーディオン折り)」にします。これにより、患者が横たわった瞬間にワンアクションで掛け物を広げることが可能になります。

ステップ4:ベッド周囲の環境設定と高さの調整
最後に、ベッドの高さをストレッチャーの高さと平行、もしくは移乗しやすいわずかに低い位置に設定します。ストレッチャーが入る側のベッド柵はあらかじめ外し、反対側の柵は安全のために上げておきます。輸液スタンド、ドレーンハンガー、吸引器のチューブを導線の邪魔にならない位置に配置して完成です。

森 瞳
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森 瞳

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