モモンガとムササビの違いとは?見分け方のポイントとペット飼育の真相

モモンガとムササビの違いとは?見分け方のポイントとペット飼育の真相

モモンガとムササビの違いとは?見分け方のポイントとペット飼育の真相について押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。

ネット検索やSNSで頻繁に混同されるのが、「ペットとして飼われているモモンガ」と「野生の日本のモモンガ」の存在です。ここには進化生物学上の大きな罠が潜んでいます。

実は、一般的に家庭でペットとして愛育されている「フクロモモンガ」は、日本の森に棲むニホンモモンガやエゾモモンガとは全く別の動物グループに属しています。

  • エゾモモンガ・ニホンモモンガ:哺乳綱 齧歯目(げっしもく)リス科。ネズミやリス、カピバラと同じ仲間で、一生伸び続ける鋭い切歯(前歯)を持ちます。
  • フクロモモンガ(Sugar Glider):哺乳綱 双前歯目(そうぜんしもく)フクロモモンガ科。カンガルーやコアラと同じ有袋類(ゆうたいるい)であり、メスのお腹には子どもを育てる育児嚢(ポケット)が存在します。

エゾモモンガとフクロモモンガは、生息地域も祖先も全く異なるにもかかわらず、「樹上生活をして皮膜で滑空する」という同一の環境適応を遂げた結果、外見が酷似するに至った「収斂進化(しゅうれんしんか)」の代表例として生物学上非常に有名です。

なお、モモンガとムササビの英語の違いを整理すると、リス科の滑空性齧歯類であるモモンガとムササビはそれぞれ「Japanese flying squirrel」「Giant flying squirrel」と呼ばれ、有袋類のフクロモモンガは樹液(Sugar)を好む生態から「Sugar glider」と明確に呼び分けられています。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。