じゃこ天のポテンシャルはおかずだけに留まりません。米と一緒に炊き上げるじゃこ天炊き込みご飯は、料理のプロも太鼓判を押す旨味の宝庫です。
研いだ米2合に対し、通常通りの水加減を設定後、醤油大さじ1.5、酒大さじ1、みりん小さじ1を加えます。そこに細切りにしたじゃこ天2枚分、千切り生姜1片分、しめじや人参を加えて炊飯器のスイッチを入れるだけです。加熱中にじゃこ天から染み出した魚の脂とエキスが米の一粒一粒をコーティングし、炊き上がりには芳醇な磯の香りが立ち込めます。冷めても米がパサつかず旨味が維持されるため、おにぎりにも最適です。
さらにじゃこ天お弁当おかずとして重宝される理由は、冷めても固くなりにくい魚肉すり身の特性にあります。一口大に切って甘辛いタレ(醤油・砂糖・みりん)を絡めた「照り焼きじゃこ天」や、青のりを混ぜた衣でサッと揚げる「磯辺揚げ」は、忙しい朝でもフライパン1つで3分以内に完成し、彩りとタンパク質をお弁当に補給できます。
長期保存においては、じゃこ天冷凍保存方法を正しく守ることが品質維持の生命線です。パックのまま冷凍庫に入れると冷凍焼けやドリップの原因になります。必ず1枚ずつラップで空気が入らないよう密閉し、ジッパー付き保存袋に入れて金属トレイの上で急速冷凍してください。この方法をとれば約1か月間、すり身の滑らかな食感と風味を損なわずにストックが可能です。使用時は自然解凍か、凍ったまま煮物や汁物に直接投入して調理できます。