新川優愛のキャリアにおいて、ひとつの大きな転機となったのが2010年「ミスマガジン」グランプリの受賞です。当時16歳、高校生だった彼女は、応募総数数千人規模のオーディションを勝ち抜き、見事に頂点へと登り詰めました。幼少期からの劇団所属を経て培われた表現力に加え、166cmというスラリとした高身長と端正な顔立ちのバランスは、当時のグラビア界に鮮烈なインパクトを与えました。
グランプリ受賞後、『週刊ヤングマガジン』や『週刊プレイボーイ』といった主要誌の表紙・巻頭グラビアを席巻。当時の水着グラビアは、健康的でありながらどこか気品を漂わせる佇まいが特徴でした。過度な露出や扇情的なアピールに頼ることなく、爽やかな笑顔とすらりと伸びた手足の美しさで読者を魅了したのです。
当時の雑誌関係者やインタビュー記事の記録を紐解くと、撮影現場での彼女は「カメラの前で飾らない自然体の美しさを放っていた」と高く評価されていました。グラビアというフィールドにおいて、男性読者向けの親しみやすさと、後にファッション誌で開花するスタイリッシュさを見事に同居させていた稀有な存在でした。