最も問い合わせが多く、保護者が現場で混乱するのが「四つ切り画用紙とB3サイズの違い」です。文具売り場で四つ切りが見つからない際、「B3も大体同じくらいの大きさだからこれで良いか」と購入してしまう人が後を絶ちません。
数値を比較するとその差は歴然です。四つ切り(392mm×542mm)に対し、B3は364mm×515mm。短辺で約2.8cm、長辺で約2.7cmもB3の方が小さくなります。面積比で言えば、B3は四つ切りの約88%ほどの広さしかありません。
これがなぜ重大な問題になるのか。読書感想画中央コンクール、交通安全ポスター、防火ポスター、愛鳥週間ポスターなどの公募要項には、審査基準として「四つ切り(392mm×542mm前後)」と厳密に記載されています。コンクールの選考現場では、何百・何千点もの作品を机上や床に並べて審査員が比較します。その際、寸法が明らかに足りないB3作品や極端に寸足らずな紙は、「応募規定違反」として審査対象外(門前払い)にされるリスクが極めて高いのです。
また、八つ切り画用紙(271mm×392mm)は四つ切りのちょうど半分のサイズです。これもB4サイズ(257mm×364mm)と混同されがちですが、八つ切りの方が一回り大きいため、指定が「八つ切り」の現場でB4用紙を使用するのも同様に避けるべき選択肢です。