Q1:特捜部と警察の「捜査二課」は何が違うのですか?
A1:警視庁や各県警の「捜査二課」も詐欺や汚職などの知能犯罪を担当しますが、警察組織の一部として捜査を行い、最終的には事件を検察へ送致します。対して特捜部は、自ら立件から起訴までを決定する検察直属の機関であり、より国家規模・政財界中枢の構造的疑獄を独自にターゲットにする点が根本的に異なります。
Q2:東京以外にも「特捜部」はあるのですか?
A2:全国で特捜部が常設されているのは東京地検、大阪地検、名古屋地検の3箇所のみです。その他の地方検察庁には「特別刑事部(特刑部)」が置かれており、大規模な独自捜査が必要な場合は東京や大阪の特捜部から応援が派遣される体制が取られています。
Q3:特捜検事になるにはどうすればいいですか?
A3:まずは司法試験に合格し、司法修習を経て検察官(検事)に任官する必要があります。任官後は地方検察庁で殺人や強盗、交通事故などの一般刑事事件の捜査・公判を経験し、高い取調べ能力や証拠収集能力を認められた一握りの検事が特捜部へ選抜されます。