分離不安症は放置すると段階的に進行し、最終的には犬自身の肉体を傷つける危険な状態へと発展します。愛犬の現状を客観的に把握するために、犬の分離不安症の症状チェックを実施し、重症度を正しく判定してください。
- 【軽度:不安・警戒レベル】
- 飼い主が別室に行くだけでドアの前でクンクンと鼻を鳴らす
- 出かける気配を察知すると落ち着きがなくなり、瞳孔が開く
- 帰宅時に飛びつきや激しい興奮が数分以上収まらない
- 【中等度:行動表出レベル】
- 飼い主の不在中、15分以上遠吠えや甲高い無駄吠えを繰り返す
- 飼い主の匂いがついた服やクッション、スリッパを集中的に噛みちぎる
- 所定のトイレシーツ以外の場所(布団や玄関など)で頻繁に排泄する
- 【重度:パニック・自傷レベル】
- 前足や尾を血が出るまで執拗に舐め続け、毛をむしり取る(自傷行為)
- ケージの金網を無理に噛んで歯を破折させたり、爪を剥がして流血する
- 下痢や嘔吐を繰り返し、脱水症状や過呼吸に陥る
自傷行為や出血を伴う破壊が見られる重度の場合、家庭内でのしつけだけで解決することは不可能です。速やかに獣医師による医学的介入が必要な緊急事態と認識しなければなりません。