ブリーチ後すぐカラーは危険?同日施術の罠と失敗防ぐプロの鉄則

ブリーチ後すぐカラーは危険?同日施術の罠と失敗防ぐプロの鉄則

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SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを調査すると、美容院ダブルカラー失敗にまつわる怨嗟の声が数多く見受けられます。大手口コミサイトのレビューや投稿コミュニティでは、「カウンセリングで見せたグレージュとは程遠い、濁った緑色になった」「頭皮が焼けつくように痛かったのに我慢させられ、翌日かさぶただらけになった」という生々しいトラブル報告が目立ちます。

なぜプロのサロンであってもこのような失敗が起きるのか。現役トップカラーリストの証言によると、最大の要因は「アンダーグレイド(ブリーチ抜け具合)の見極めミス」と「前処理の不徹底」にあります。

ブリーチ後すぐの髪は、赤みや黄みが削られた状態ですが、人によって14トーン止まりのオレンジ味が残る場合と、17トーン以上の淡い黄色まで抜ける場合があります。ここに機械的にアッシュやグレーの寒色系染料を重ねると、残留した黄みと青みが混ざり合って「濁ったモスグリーン」へと沈んでしまいます。これを防ぐためには、オンカラーの染料設計において微量の補色(紫やピンク)をミリグラム単位で配合しなければなりません。

また、サロンカラーとセルフカラー違いの本質は、アルカリ剤の性質と毛髪保護システムの有無に集約されます。市販のセルフカラー剤は誰の髪でも染まるように高濃度のモノエタノールアミンなどの強アルカリと過剰な過酸化水素が配合されています。一方のサロンカラーでは、ブリーチ後の脆弱な髪には微アルカリカラーや中性カラー、酸性カラーを使い分け、すでに明るくなったベースに対して無駄なダメージを加えない処方設計がなされています。セルフで「ブリーチ直後に市販アッシュ」を重ねて髪をボロボロにしてしまう失敗は、この薬剤メカニズムの無理解から発生しています。

山崎 陸
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山崎 陸

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