今回の停電で特に影響が顕著なのが、県庁所在地である水戸市や、学術・研究機関が集積するつくば市だ。水戸市内では一部の信号機が消灯し、主要交差点で警察官による手信号での誘導が続けられている。一方、つくば市周辺の住宅街でもエアコンや冷蔵庫が使用不能となり、住民から戸惑いの声が上がった。
現場で対応に当たる東京電力パワーグリッド株式会社の発表によれば、幹線送電線への倒木および落雷による設備損傷が主因とみられる。高圧線の復旧作業が進められているものの、局地的な配線ダメージが大きいため、完全復旧には時間を要する見込みだ。最新の作業進捗は随時更新されているが、各家庭への送電再開までに数時間以上のタイムラグが生じる懸念もある。