プレゼント選びで真っ先に直面するのが金額の設定です。調査機関が実施した高校生カップルのギフト事情に関するアンケートや各種ライフスタイルメディアの定点観測データによると、高校生彼氏誕プレ相場のボリュームゾーンは3,000円〜5,000円(全体の約58%)という結果が出ています。
アルバイトが禁止されている学校や部活動で忙しい生徒の場合、月のお小遣いは3,000円〜5,000円程度が平均的です。そのため、アルバイトをしている女子であっても、高校生彼氏プレゼント予算3000円から5000円の枠内に収めるのが賢明なアプローチです。付き合いが1年以上続くカップルや、高校最後の記念となる高校3年生の誕生日であっても、上限は8,000円〜10,000円前後に留めるのがマナーとなっています。
なぜこの価格帯が支持されるのか。その背景には、男子高校生特有の「見栄」と「現実」の狭間があります。取材班が耳にした都内私立高校に通う男子生徒(高校2年生)の告白が、そのリアルを物語っています。
「去年の誕生日に彼女から2万円近くするブランドのネックレスをもらったんです。めちゃくちゃ嬉しかった反面、頭をよぎったのは『次の彼女の誕生日やホワイトデーに、同額以上のものを返さなきゃいけないのか……』という絶望的なプレッシャーでした。バイト代が消し飛ぶ焦りのほうが勝ってしまって、純粋に喜びきれなかったのが本音です」
社会心理学でいう「返報性の原理」が示すとおり、人は過度な好意や高価な贈り物を受け取ると、無意識に「相応の対価を返さなければならない」という強い心理的負荷を背負います。身の丈に合わない高額ギフトは、相手を喜ばせるどころか精神的に追い詰める引き金になりかねません。