テキストメッセージやX(旧Twitter)、Instagramのコメント欄において、手軽さから「HBD」や「Happy B-day」といった略語が多用されています。しかし、北米の掲示板Redditや各種ソーシャルリスニングの調査データが示す実態を精査すると、誕生日英語略語ネットの反応は決して全肯定的なものばかりではありません。
実態調査によると、20代〜30代の英語圏ネットユーザーのうち約68%が「タイムラインの公の返信であればHBDでも構わないが、1対1のダイレクトメッセージ(DM)で『HBD』の3文字だけが送られてくると、形式的で雑に扱われたように感じる」と回答しています。海外コミュニティの投稿でも「タイピングするのに1秒もかけたくない相手だと思われている気がする」という率直な告白が少なくありません。
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するデジタルコミュニケーションの現場であっても、人間関係の本質は感情の交流です。どうしても短く済ませたい場合であっても、「HBD! Hope you have a wonderful day!」のように、一文だけでも温かい感情の肉付けを行うことが、相手に対する敬意を保つ決定的な分岐点となっています。