「具材を入れるから傷みやすい」「プロにしか作れない」というイメージを持たれがちですが、原理さえ押さえれば台所で誰でも本格的な味を再現できます。失敗を防ぐ最大の秘密は、野菜の浸透圧脱水と金山寺味噌用麹の配合割合にあります。
金山寺味噌の仕込みには、一般的な米麹単体ではなく、麦麹を主体に大豆麹、米麹をブレンドした専用の「金山寺こうじ」を使用するのが鉄則です。麦麹特有の香ばしさと大豆麹のアミノ酸由来の深い旨味、米麹の自然な甘みが調和し、短期間でも濃厚な風味を形成します。
失敗を防ぐ基本材料(出来上がり約1.6kg〜1.8kg分)
和歌山の老舗醸造元・丸新本家などが推奨する配合バランスを基に導き出した、最も失敗しにくい分量です。
・金山寺味噌用麹:800g
・白瓜(またはズッキーニ):正味200g(塩抜き・絞り後)
・ナス:正味150g(塩抜き・絞り後)
・生姜(千切り):50g
・青じそ(紫蘇の葉):20枚程度
・粗製糖(ザラメまたは三温糖):180g〜200g
・食塩(自然塩):70g(※野菜の下漬け用塩は別途用意)
・本みりん(または純米酒):50ml