物語のクライマックスでは、パティシエとしてニューヨークへ留学する夢と、夏向への断ち切れない想いの間で美咲が激しく葛藤します。互いを思いやるがゆえに一度は別れを選んだ2人でしたが、最終回で見せた夏向の行動はまさに圧巻でした。
空港へと駆けつけた夏向は、旅立とうとする美咲を引き止め、トレードマークである不器用さを残しながらもストレートに愛を告白します。夕景に包まれる展望デッキで交わされた熱いキスは、第1話の「むにゅキス」からの見事な対比となっており、2人の心の成長と結実を象徴する最高のエピローグとなりました。
夢を諦めさせるのではなく、「行ってこい。その代わり、俺の女になれ」と背中を押す夏向の包容力は、多くの視聴者に最高のカタルシスを与えました。