地域経済を根底から支え直すため、官民がタッグを組んだ「能登半島地震復興プロジェクト」が本格的な稼働を見せている。道路や港湾といった物流の要となる土木工事が最優先で進められる一方、水産業や地元特産の製塩業、農林業の再起に向けた設備投資が集中的に行われている。
現場を訪れると、ボランティアや専門家、地元住民が一体となって作業に汗を流す光景が広がる。一時途絶えていた特産品の出荷ルートが再開されたという一報は、地域全体に明るい兆しをもたらした。厳しい自然環境と隣り合わせの土地だからこそ、生態系に配慮した持続可能な産業構造への転換を目指す動きが着実に根を張りつつある。