この問題は特定の国に限った話ではない。ハイレベルなダンスパフォーマンスとグローバル基準のビジュアルを求めるK-POP業界では、アスリート並みの運動量に反比例するような超低カロリー生活が強いられる構造がある。一方、日本芸能界に目を向けると、親しみやすさや「華奢さ」「守ってあげたい感」を重んじるカルチャーが、長年にわたり独自の細身信仰を形作ってきた。
日韓でアプローチは異なるものの、根底にある問題意識は共通している。それは、未成年の少女アイドルたちが大人の商業的都合によって身体的数値をコントロールされている点だ。過度な肉体改造を強いる構造は、グローバル化が進む今、国際的な批判の対象としても浮上している。