バーでマティーニを注文する際、初心者の方が迷いがちなのが「オリーブ」の扱いと「ギブソン」などの派生カクテルとの違いです。
オリーブを食べるベストなタイミング
グラスの底に沈むグリーンオリーブは、いつ食べてもマナー違反にはなりません。一般的には以下の3つの楽しみ方があります。
- 1. カクテルを半分ほど飲んだ中間地点: ジンのドライな辛みで満たされた口の中に、オリーブの程よい塩気と油分が広がり、絶妙なアクセントになります。
- 2. 飲み干した最後: ジンとベルモットの香味がしっかりと染み込んだオリーブを、余韻として味わう方法です。
- 3. 食べずに残す: カクテルに風味を移すための飾りとして捉え、食べずにグラスに残しても全く問題ありません。
オリーブを食べる際は、刺さっているピン(カクテルピック)を手に取り、静かに口に運びます。種がある場合は、口元を手で隠しながらナプキンや灰皿、あるいはカクテルピックの根本にそっと出しましょう。
「ギブソン」との違いとは?
マティーニと瓜二つの兄弟カクテルに「ギブソン(Gibson)」があります。レシピはマティーニとほぼ同じですが、飾りにオリーブではなく「パールオニオン(小さな甘酢漬けの玉ねぎ)」が添えられます。オリーブよりもすっきりとした酸味が加わり、よりドライでクリスプな口当たりを楽しみたいときに最適です。
バーでのスマートな頼み方
バーで注文する際は、背伸びをせずシンプルに「ドライ・マティーニをお願いします」と伝えるだけで十分です。好みに応じて以下のように一言添えると、バーテンダーとの会話も弾みます。
- 「少しベルモット多めで、柔らかめに作っていただけますか?」(アルコール感を和らげたいとき)
- 「タンカレー(またはボンベイ・サファイアなど)ベースでお願いします」(好みのジンの銘柄があるとき)
- 「007風に、ウォッカ・マティーニをシェイクでいただけますか?」(特別な気分を味わいたいとき)