Q1:自宅で捕まえたセミを長生きさせる飼育方法はありますか?
A1:一般的な飼育ケース内での長期飼育は極めて困難です。セミは生きている生木から常に樹液を吸う必要があり、カットした枝や昆虫ゼリーでは栄養補給ができません。観察した後は、当日中に捕まえた場所の木へ逃がしてあげるのが最もセミの命を守る選択肢となります。
Q2:セミは土の中で何年間も何をして過ごしているのですか?
A2:樹木の根に口吻(こうふん)を突き刺し、薄い樹液を少しずつ吸いながら複数回脱皮を繰り返しています。光の届かない地中で一定の温度・湿度に守られながら、地上へ出るためのエネルギーを年単位でじっくり蓄えています。
Q3:なぜ17年や13年といった特定の年数で一斉に出てくる周期ゼミがいるのですか?
A3:他種と羽化のタイミングが重なりにくい「素数」の周期を持つことで、交雑を防ぎつつ、天敵が食べきれないほどの圧倒的な大群で同時に出現して捕食を回避する(捕食者飽食仮説)という進化の適応結果とされています。