自分で補修できるのは、一般的に直径5ミリ程度までの穴が目安です。それ以上の大きな穴や、スーツの下に着るような超極細糸のハイゲージニット、絶対に補修跡を残したくない一着は、プロの洋服お直し店への依頼を検討すべきです。
プロの修理方法には大きく分けて「通常のお直し(縫い込み)」と「かけつぎ(かけはぎ)」の2種類があり、仕上がりと費用が大きく異なります。
一般的なミシンや手縫いによるお直しの料金相場は1箇所あたり約1,000円〜3,000円と手頃ですが、多少の縫い目やつまみ跡が残ります。一方、熟練の職人が共糸を使って編み目を一目ずつ完全に復元する「かけつぎ修理」の場合、仕上がりは穴があったことすら分からない完璧な状態になりますが、料金相場は1箇所あたり5,000円〜15,000円前後と高額になります。
「日常着なら自分で補修」「5万円以上の高級セーターや思い入れの強い特別な服ならかけつぎ」というように、服の価値と予算に応じた判断が賢明です。