色気と物語性の融合は、日本国内にとどまらずグローバルなエンターテインメント市場をも席巻している。世界的な社会現象となった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』以降、映像作品におけるエロティック・ロマンスのクオリティは飛躍的な進化を遂げた。
その決定打となったのが、Netflixで全世界に衝撃を与えた『365日 (映画)』である。主演を務めたイタリア出身の俳優ミケーレ・モローネは、彫刻のような肉体と野性味、そして哀愁を帯びた瞳で一躍世界中の視聴者を虜にした。さらに、豪奢な衣装と濃密な愛欲劇を鮮烈に描いた『ブリジャートン家』など、大胆な官能シーンを取り入れたハイクオリティなドラマシリーズが次々とヒットを記録。洗練された映像美の中で描かれる情欲は、今やメジャーカルチャーのど真ん中に位置している。