熊本県内の平均的な家庭において、毎月の固定費の中で最もハサミを入れやすいのが生命保険料や医療保険料だ。かつては「営業員に勧められるがまま入った大手生保」に毎月数万円を払い続けるケースが一般的だった。しかし、長引く物価高に直面する今の消費者は徹底的に合理的だ。
月額2,000円コースを基本としながら、必要十分な病気・入院保障をカバーするアプローチが熊本の新しい標準になりつつある。「保険料に毎月2万5千円払っていたのが嘘みたい。浮いた資金を子供の教育費や新生活の備えに回せている」という熊本市在住の30代夫婦の声は、決して特別なものではない。無駄な特約を削ぎ落とし、必要なものだけを残す。この現実的な選択が、今の熊本で大きな波浪となっている。