アクアリウムの世界において、ミジンコは「メダカの食いつきと健康を劇的に向上させる最高の生餌」として重宝されています。生きているミジンコは水槽の底に沈んで腐敗することがなく、水を汚しにくいという大きなメリットがあります。さらに、ミジンコ自身が体内に植物プランクトンを蓄えているため、ビタミンやミネラルを豊富に含んだカプセルフードとしてメダカの成長や産卵数を強力にサポートします。
自宅でミジンコを安定して増やす(培養する)手順は非常にシンプルです。
- 飼育容器:2リットルのペットボトル、バケツ、小型発泡スチロールなどを用意し、カルキを抜いた飼育水を張る。
- エサの選択:植物プランクトンを凝縮した生クロレラ(グリーンウォーター)、または少量のぬるま湯で溶かしたドライイーストを与える(水がうっすら濁る程度が適量)。
- 環境管理:水温は20℃〜25℃前後をキープ。直射日光を避けた明るい場所に置き、酸欠を防ぐためにごく弱いエアレーションを行うか、1日数回水面を軽くかき混ぜる。
適切な給餌を続ければ、数日から1週間程度で爆発的に増殖します。増えすぎて過密状態になると一気に全滅(リセット)することがあるため、適度にメダカへ与えて間引くか、容器を2つ以上に分けてリスク分散しながら飼育するのが成功の秘訣です。