どれほどハードに腕を追い込んでも、材料となる栄養が枯渇していれば筋線維の修復と肥大は起こらない。日々の食事管理においては、体重1キロあたり2グラム前後の良質なタンパク質確保はもちろんのこと、筋グリコーゲンを枯渇させない炭水化物の摂取がトレーニングパフォーマンスを大きく左右する。
特に重要なのが、ワークアウト前後の栄養補給だ。血中アミノ酸濃度を高めた状態でトレーニングに入り、終了後は速やかに消化吸収の早い糖質とタンパク質を補給することで、筋肉の分解(カタボリック)を防ぎ合成(アナボリック)のスイッチを押し続ける。さらに、細胞内の水分量を保つクレアチンや十分な水分補給を怠らないことが、筋肉のハリと筋力向上を力強く後押しする。