砂風呂に入ると、埋まってからわずか5〜10分ほどで額や全身から玉のような汗が噴き出してきます。この劇的な発汗をもたらす最大の要因は、「地熱による温熱作用」と「砂の自重による圧力(砂圧)」の相乗効果にあります。
通常のお湯に浸かる温泉との決定的な違いは、体に加わる圧力の均等さと強さです。砂風呂では約15〜20kgの砂が全身に隙間なく密着します。この適度な重みが全身の毛細血管や静脈を圧迫し、滞りがちな下半身の血液を効率よく心臓へと押し戻す「静脈還流」を強力にアシストします。
心臓のポンプ機能が活性化して全身の血流量が一気に跳ね上がるため、深部体温が素早く上昇します。これが頑固な冷え性の改善理由として挙げられる大きなポイントです。さらに、皮脂腺からの大量発汗に伴って体内に滞った老廃物の排出が促され、極上のデトックス効果と爽快感を体感できます。