春の教育界を揺るがす最大の風物詩といえば、毎日新聞出版が発行する『サンデー毎日』の高校別大学合格者数特集です。2026年度入試においても、東京大学や京都大学をはじめとする旧帝国大学、早慶・MARCH、国公立大医学部への合格実績を巡り、全国の高校が威信をかけた戦いの火蓋が切られました。
かつて合格実績レースを二分した『週刊朝日』の休刊を経て、現在はこのサンデー毎日が受験データを網羅する唯一無二の全国誌として圧倒的な存在感を放っています。新課程入試本格化の波を受けた2026年、全国の名門私立中高一貫校や躍進する公立トップ高校の勢力図はどう塗り替えられたのか。最新速報データと現役合格率の推移から、いま知るべき決定的な変化を徹底分析します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:2026年最新のサンデー毎日大学合格者号では、新課程入試の影響を受けつつも開成や聖光学院などの私立中高一貫校が東大実績で盤石の強さを維持。
- 要点2:日比谷や横浜翠嵐、北野をはじめとする公立名門校が早慶・国公立大への現役合格率を大きく伸ばし、私立優位の勢力図に風穴を開ける展開に。
- 要点3:週刊朝日休刊に伴いサンデー毎日のデータ価値がさらに高まる中、単なる合格者総数から「実質進学率」や「現役合格率」を重視する見方がネット上でも主流化。
【発売日スケジュール】2026年サンデー毎日「大学合格者号」の発刊日程と速報体制
毎年2月中旬から4月上旬にかけて、サンデー毎日は怒涛の合格者速報カウントダウンを展開します。2026年入試における主要な発売日スケジュールは、私立大の一般選抜一次発表に合わせた2月中旬発売号からスタートしました。
第1弾・第2弾ではMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立の速報が掲載され、2月下旬から3月上旬にかけては早稲田大学・慶應義塾大学の合格者が判明。そして受験関係者や教育ファンが最も熱狂する「東大・京大・難関国公立大合格者速報号」が3月10日前後に店頭へ並びます。
その後も国公立大学の後期日程や難関私立大学の追加合格、医学部医学科の判明分を網羅した総決算号が4月中旬まで連続刊行されます。毎週火曜日の発売日には、教育関係者だけでなく我が子の進路を見据える保護者が書店へ殺到する光景が今年も各所で見られました。
【東大・京大・難関国公立】高校別合格者数ランキングと首位攻防の行方
2026年最新の大学合格実績において、最大のハイライトとなったのが東大・京大の高校別合格者数ランキングです。東大合格者数では、開成高校が40年以上連続となる首位の座を堅持し、絶対王者としての存在感を見せつけました。追随する筑波大学附属駒場や聖光学院、桜蔭、渋谷教育学園幕張といった首都圏の私立中高一貫校も高い水準を維持しています。
一方で、京都大学の合格実績に目を向けると、関西圏の伝統校による激しい首位争いが繰り広げられました。灘や洛南、東大寺学園といった私立勢に対し、大阪府立の北野高校や京都府立の洛北高校、滋賀県立の膳所高校など公立トップ校が極めて高い合格実績を叩き出しています。
とりわけ北野高校の京大合格者数は圧倒的で、公立高校単独でのトップクラスの数字を堂々と維持しました。地方の旧帝国大学(東北大、名古屋大、九州大、北海道大)においても、各県のトップ公立高校が地元志向の強まりを背景に合格実績を固めています。