luzの真骨頂は、単なるシンガーにとどまらないトータルプロデュース能力にある。それを証明した代表作が、ソロアルバム『FAITH』だ。信仰と狂気をテーマに、重厚なロックサウンドと緻密なストーリー性を融合させたこの作品は、彼の音楽的野心が結晶化した名盤として語り継がれている。
さらに忘れてはならないのが、奏音69やイラストレーターのRAHWIAと共に立ち上げた絵物語ユニット「Royal Scandal」の存在だ。童話をモチーフにした魅惑的でダークな世界観は、楽曲とPV、さらにはライブステージが一体となった総合芸術。関係者の裏話によれば、歌詞の一文字や音のミリ秒単位のタメにまで徹底的にこだわり抜く彼のエゴと美学が、あの唯一無二の世界観を支えていたという。