大学の敷地内に足を踏み入れる際、多くの外来者が真っ先に懸念するのが「セキュリティや部外者立ち入りへの制限」です。慶應義塾大学日吉キャンパスの正門や銀杏並木を前にして、「一般の自分が立ち入ってローソンで買い物をしても問題ないのか」と躊躇する声はネット上でも頻繁に見受けられます。
明確な結論から申し上げると、ローソン慶應日吉店の一般利用は完全に公認されています。入店にあたって学生証や身分証明書の提示を求められることは一切なく、一般の市民、ビジネスパーソン、受験生、近隣の子連れファミリーまで、誰でも通常のコンビニとまったく同じ感覚で入店して買い物が可能です。
その背景には、店舗が入居する大型複合施設「協生館」の設立コンセプトが深く関わっています。2008年の慶應義塾創立150年記念事業の一環として建設された協生館は、「大学と地域社会の連携・共生」を旗印に掲げて設計されました。館内には大学院の講義室だけでなく、地域住民も利用できるフィットネスクラブ、英国風パブの「HUB」、認可保育所、多目的ホールなどが共存しています。ローソン慶應日吉店はその1階エントランス脇という最も利便性の高い一角に配置されており、最初から地域に開かれたパブリックスペースとして機能しているのです。