この大会の成功を語る上で欠かせないのが、世界で最も影響力を持つ統括団体の一つ、BCCI(インドクリケット管理委員会)の強烈なリーダーシップだ。2チームの新設による合計10チーム制への移行は、日程の過密化というリスクをはらみつつも、興行的なポテンシャルを極限まで引き出す結果となった。
放映権の競売価格は跳ね上がり、米プロフットボールNFLや欧州サッカーに匹敵する価値を証明。現代のプロスポーツ興行界におけるトップランナーとしての地位を完全に固めた。一国のリーグでありながら世界を飲み込むこのムーブメントは、スポーツビジネスの教科書を全面的に書き換えたと言っていい。