歴史や国際情勢をモチーフに扱う作品の性質上、ファンの間では早くから繊細な配慮と自律的なマナーが培われてきた。検索除外タグの活用や、現実の政治・宗教問題との棲み分けなど、コミュニティ内部でのローカルルールが徹底されてきた経緯がある。
公式側が提示する明確で寛容なガイドラインと、それを遵守しようとするファン側の誠実な姿勢。この両者の信頼関係があったからこそ、炎上リスクを回避しつつ、クリエイティブな熱量を長期間保ち続けることが可能となった。
グレーゾーンと表裏一体になりがちなファンアートの世界において、この作品のコミュニティが築き上げた自律的な仕組みは、現在の同人カルチャー全般における優良なケーススタディとして高く評価されている。