万波選手の高校時代を語る上で欠かせないのが、強肩を活かした「二刀流・投手」としての起用です。マウンドに上がれば最速149キロの豪速球を投げ込み、大谷翔平選手に続く大型二刀流としてスカウト陣からも高い関心を集めました。
しかし、投手としての道のりは決して平坦ではありませんでした。圧倒的なスピードボールを持つ反面、制球の乱れから四球を連発して試合を崩す場面も見られ、当時の首脳陣や本人は投打のバランスに深く苦悩することになります。結果として外野手メインの起用に落ち着きましたが、投手としてのマウンド経験やボールの軌道を体感した経験は、現在の圧倒的な守備範囲と球界トップクラスの強肩補殺(レーザービーム)の礎となっています。