個人の飼育ブログやSNSの投稿写真を検証すると、迎え入れた後の後悔や苦悩として主に3つの現実的な課題が浮き彫りになります。
1つ目は「日々の被毛メンテナンスの負担」です。マルプーの被毛は抜け毛が落ちにくいシングルコート寄りの性質を持つ反面、細く絡まりやすいため、1日でもブラッシングを怠ると毛玉(フェルト状の毛塊)が形成されます。毛玉を放置するとトリミング時にバリカンで丸刈りにせざるを得ず、理想の写真スタイルを維持できないジレンマに陥ります。
2つ目は「経済的・時間的コストの認識不足」です。月1回ペースのトリミング費用(年間約10万円〜15万円前後)や、涙やけ除去などのデイリーケアは必須となります。3つ目は「子犬期の写真とのギャップ」に対する精神的葛藤であり、外見至上主義でペットを購入した飼い主ほど、成犬時の変容を受け入れるまでに時間を要する傾向が観察されます。