事件の膠着状態を打開しようと、インターネット上では市民や有志のクリエイターによる独自の検証が活発化している。特に注目を集めているのが、YouTube上で展開される「京都行方不明事件ドキュメンタリー捜査プロジェクト」だ。ネット空間の知恵を結集し、公開された地理データや音声を科学的に再分析する試みが続いている。
近年のトゥルー・クライム(犯罪ドキュメンタリー)ブームとも相まって、事件に対する世間の関心はかつてない高まりを見せる。公開されたドライブレコーダーの音声を周波数解析し、背景に聞こえるかすかな環境音から現場の特定を試みる動画は数十万回再生を記録。警察の手が回らない細部へのアプローチが、新たな証言を引き出すきっかけになりつつある。