石川県金沢市出身の徳永有美がテレビ朝日の門を叩いたのは1998年春。同期には熱血実況で知られる野上慎平アナらがおり、まさにテレビ朝日の新時代を予感させる顔ぶれだった。入社直後からその実力は群を抜いており、研修を終えるやいなや夕方の大型報道番組『スーパーJチャンネル』に抜擢される。
原稿を読み上げる声の通りの良さ、不測の事態にも動じない冷静さ。新人の域をはるかに超えた現場対応力は、当時のディレクター陣を唸らせた。報道現場で見せるキリッとした表情と、スタジオで見せる素朴な素顔。そのギャップが、瞬く間に彼女をテレビ朝日の看板アナへと押し上げていった。