テイクアウトやデリバリーサービスの普及も、つゆ抜き需要の爆発的な増加に直結している。Uber Eatsや出前館を利用して自宅やオフィスへ届けてもらう際、最大の敵となるのが「配達時間によるご飯の劣化」だ。
通常盛りのまま30分が経過すると、底に溜まったタレをご飯が吸い尽くし、ベチャついた「おじや」のような状態に陥ってしまう。あえてつゆ抜きで注文しておくことで、配達後も炊きたてに近い米の輪郭が保たれる。
自宅に届いてから好みの温泉卵を落としたり、特製のだし醤油を少量垂らしたりと、食べる直前に自分好みの水分量へ調整するユーザーが急増中だ。冷めても味がぼやけないという機能性が、フードデリバリー市場の常識を変えつつある。