別府の夜空を彩る風物詩といえば、夏の「べっぷ火の海まつり」と冬の「べっぷクリスマスHanabiファンタジア」が双璧をなす。季節ごとに異なる表情を見せるこれらの花火大会は、日本の煙火製造業が誇る職人技の結晶だ。
日本煙火協会の厳格な安全基準をクリアした火薬玉は、熟練の職人たちによって一分の狂いもなく設計・装填される。音楽とミリ秒単位でシンクロする創作花火や、海面に扇状に開く水中花火は、熟練の手仕事と先端の点火テクノロジーが融合した芸術品。別府特有の擂り鉢状の地形が生み出す重厚な反響音とともに、五感を震わせる体験が創り出されている。