週末に向けた寒気流入のニュースが入ると、ゲレンデファンの期待は一気に最高潮へ達する。冬型の気圧配置が強まるタイミングでは、未明からの集中降雪によって極上のパウダースノーがリセットされる可能性が高まる。非圧雪コースや北エリアの急斜面を狙う愛好家にとっては、まさに逃せないチャンスだ。
だが、極上の雪と引き換えにやってくるのが強風リスクである。降雪量が十分であっても、稜線沿いの風速が秒速15メートルを超えれば、山麓とゲレンデを結ぶゴンドラ「カワバンガ〜チアーズ」や山頂リフトが見合わせになるケースが珍しくない。降雪の量だけでなく、気圧傾度から割り出される風向きと風速の推移を前夜から注視しておくことが、現地での立ち往生を防ぐ鉄則だ。