ドネーションカットを終えた髪を確実に送り先へ届けるためには、梱包と発送のルールを正確に踏む必要がある。せっかくの髪が配送中のカビや散乱で破棄される事態は絶対に避けなければならない。
カット時の絶対原則は「濡らさないこと」だ。シャンプー前の乾いた状態で、細かくゴムで束ねてからカットする。太い毛束にまとめると中心部が湿気を帯びやすく、輸送中にカビが生えて使用不能になる危険がある。直径1cm〜2cm程度の小分けの束を作り、両端や中間を輪ゴムで頑丈に固定するのが鉄則だ。
発送方法として最も推奨されているのが、日本郵便(レターパック送付システム)の利用である。追跡番号が付帯する「レターパックライト」または「レターパックプラス」を使用すれば、ポスト投函が可能でありながら、荷物が無事に団体窓口へ到着したかをWeb上で追跡できる。
髪をラップや過剰なビニールで密封しすぎると湿気がこもりやすいため、適度に通気性のある紙や封筒で包んでからレターパックに収めるのが好ましい。ドナーシート(問診票・送付書)の同封が求められる場合は、必要事項を記入のうえ忘れずに同梱する。