日本牡丹協会の専門家も「今年の出来栄えは格別」と太鼓判を押す。富士箱根伊豆国立公園の豊かな自然環境に包まれた現地では、4月下旬から5月中旬にかけてがまさに最盛期だ。特に今シーズンは、これまで一般公開が限定されていた奥の特別鑑賞エリアが独占公開され、初公開となる稀少な品種「富士の微笑」や紫紺の名品が一堂に会している。
満開のピークを迎えるにあたり、現地取材で分かったのは開花スピードの速さだ。朝霧が立ち込める早朝5時半から7時頃にかけて、蕾がゆっくりと花開く瞬間の香気は芳醇そのもの。まさに今しか味わえない極上の視覚体験が約束されている。