しかし、医学的な分類においては注意が必要だ。臨床的な精神医学の標準基準(DSM-5など)において、集合体恐怖症は独立した精神疾患や特定の恐怖症(Phobia)として公式に認知されているわけではない。
認知心理学の分野や日本心理学会での発表論文などでも、これが「医学的な疾患」なのか、単なる「人間の普遍的な感覚過敏・視覚的不快感」なのかについての議論が継続的に行われている。病気として確立されていない概念であるにもかかわらず、ネット上で「自分は恐怖症だ」と過度に強調し、周囲に配慮を強要する振る舞いが「うざい」と評される最大の要因になっていると言えるだろう。