かつてロードサイドを席巻した巨人、日本トイザらスも決して盤石ではありませんでした。一時期相次いだトイザらス閉店の真相には、米本社の経営破綻の影響だけでなく、日本国内における消費行動の変化に対応するための「ドラスティックな店舗再編」があります。
広大な売り場に商品を高く積み上げる従来型の倉庫スタイルから、不採算店舗の整理を進めると同時に、ベビーザらスとの複合併設型や、商業施設内の高効率な小型・中型フォーマットへの移行を推進。現在は売場面積の広さだけを競うのではなく、ファミリー層が1日滞在して楽しめる空間設計へのシフトを完了させています。
現在、全国各地で支持を集めるおもちゃ屋の大型店舗は、単なる陳列棚の羅列ではなく、後述するプレイスペースや実演コーナーを大胆に組み込んだ「滞在型複合ショップ」へと進化を遂げています。