激変するパーソナルケア産業において、国内主要メーカー各社は独自の特許技術を武器に差別化を図っている。市場を長年牽引するシービックの「デオナチュレ」シリーズは、天然アルム石(焼ミョウバン)に着目。微細化した有効成分が毛穴に密着し、朝の一塗りで夜まで消臭と制汗を両立させる直ヌリ文化を定着させた。
対する花王は、汗を止めるだけでなく「乾かし続ける」発想の蒸発促進ポリマー技術を投入し、衣服内の湿度コントロールという新たなアプローチを確立。さらにロート製薬は、加齢に伴う特有のニオイ分子や吸着炭の活用に焦点を当て、世代別の体臭メカニズムに特化した製剤開発でシェアを拡大している。ここに高密着スプレー技術を誇るエージーデオ24が加わり、汗とニオイの遮断を巡る企業間の技術革新は頂点に達している。