フレデリック・コンスタントを語る上で欠かせないのが、マニュファクチュール(自社一貫製造)としての実力です。1988年の創業以来、デザインから開発、組み立て、品質管理に至るまでをスイス・ジュネーブの自社工房で実施。これまでに30種類以上の自社製キャリバーを世に送り出し、パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンといった超複雑機構すら驚異的な価格設定で実現してきました。
2016年に日本の大手時計メーカー・シチズン時計の傘下に入ったことは、ブランドの進化をさらに加速させました。「買収によってスイスらしさが失われるのでは」という一部の懸念をよそに、スイスの伝統工芸と日本の高度な生産技術・品質管理が見事に融合。世界規模の流通ネットワークと強固な経営基盤を獲得したことで、高品質なスイス製機械式時計を適正価格で届ける開発力は、現在さらに磨きがかかっています。