英語試験の代名詞であるTOEIC L&Rテストにおいて、リーディングの成否を分けるのがPart 5(短文穴埋め問題)の処理速度です。全30問中、およそ20〜25%(6〜8問程度)を占めるのが純粋な品詞問題であり、ここでのタイムロスを防ぐことがPart 7の長文読解に時間を残すための絶対条件となります。
ハイスコアホルダーが実践しているTOEICPart5品詞問題テクニックの手順は極めて機械的です。問題文を最初から律儀に和訳することは決してしません。視線の動線は完全に固定されています。
第一段階として「選択肢を真っ先に確認」します。選択肢に「develop, development, developing, developable」のように同一語幹から派生した異なる語尾が並んでいれば、即座に品詞問題であると断定します。
第二段階では「空欄の直前・直後だけを注視」します。たとえば、「due to the rapid ------- of artificial intelligence」という文であれば、空欄の直前に形容詞「rapid」があり、直後に前置詞「of」があります。形容詞の修飾を受け、前置詞の前に置ける品詞は名詞以外にあり得ません。選択肢の中から名詞の接尾辞を持つ「development」をマークするまでに要する時間は、実質3〜5秒です。
文の意味を一切翻訳することなく、空欄前後のスロット(構文の隙間)にどのパーツが入るべきかをパズルのように嵌め込む感覚こそが、TOEIC品詞問題の解き方における最大の極意です。