ここで、本誌が取材した両国国技館の知られざる裏情報をお届けしよう。実は国技館の枡席座布団には、時代とともに知恵が絞られた「防犯・安全対策」が刻まれている。前述の通り、現在使用されている座布団は4人が座る枡席内で1枚ずつ分かれておらず、2枚が連結された上で、座面下のフレームにしっかりと連結紐で固定できるよう設計変更が重ねられている。
2026年現在の最新観戦マナーにおいて、金星が生まれた瞬間の正解は「大きな拍手と声援」だ。かつてのように物を投げるのではなく、拍手の音量と歓声で力士の健闘を称えるのが現代のスマートな大相撲観戦術である。もし興奮のあまり座布団を持ち上げようものなら、即座に警備員から注意を受け、最悪の場合は退場処分や次回以降のチケット購入制限の対象となり得るため、絶対に避けてほしい。