彼女の足跡を語る上で外せないのが、小学館が誇る伝説的ファッション誌『CanCam』での活躍だ。単なるトレンドの伝道師にとどまらず、時代のアイコンとして誌面を彩り続けた姿は今も語り継がれている。数々の表紙を飾り、空前のブームを巻き起こしたあの時代、彼女が提示したスタイルは世の女性たちのバイブルとなった。
ファッションモデルとしての天性のセンスは、単に服を着こなす技術だけではない。カメラマンのシャッター音に合わせて表情やポーズを自在に変え、洋服に生命を吹き込む表現力。その研ぎ澄まされた感性は、キャリアを重ねた現在も一切衰えることなく、むしろ大人の気品と深みを加えてアップデートされている。