国会議事堂の地下に潜む中枢の謎!非公開エリア独自取材で迫る真実

国会議事堂の地下に潜む中枢の謎!非公開エリア独自取材で迫る真実

国会議事堂の地下に潜む中枢の謎!非公開エリア独自取材で迫る真実の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

今回、厳重な保安基準の例外措置として特別に足を踏み入れたのは、一般見学ルートから完全に遮断された地下空間と非公開区画だ。足元に続くのは、薄暗くひんやりとした空気が漂う細長い地下通路。かつて書類を瞬時に送り届けるために使われていた気送管の配管跡や、昭和初期の頑丈な耐震・耐弾設計が施された非常用シェルターの頑丈な鉄扉が並ぶ。中央塔直下の地下深くには、外部の送電停止にも耐えうる巨大な自家発電施設や、議員会館と本館を直結する長大な秘密地下道が網の目のように張り巡らされている。

案内された非公開室の一つ、旧貴族院時代から保存されている重厚な小会議室へ入ると、空気が一変した。壁面を覆うのは現行の建築基準では再現不可能とされる稀少な国産銘木の羽目板。天井には手彫りの唐草模様が施され、当時の最高峰の工芸技術が凝縮されている。有事の際に閣僚が緊急招集されるこの密室の空隙からは、歴史の重大決断が下されてきた瞬間の重圧が皮膚を通して生々しく伝わってくる。

橋本 菜々子
Author

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。