堕姫と妓夫太郎の死によって100年ぶりに上弦に生じた空席。その座を埋める形で新たに上弦の六に就いたのが、元鬼殺隊の剣士である獪岳(かいがく)です。
獪岳が鬼となった直接の理由は、任務中に遭遇した上弦の壱・黒死牟に対する絶対的な恐怖と敗北でした。自分の命を何よりも最優先する獪岳は、誇りを捨てて命乞いをし、黒死牟の血を受け入れることで鬼へと堕ちました。
無惨が獪岳を上弦の六に抜擢した交代の理由は、鬼殺隊の戦技である「全集中の呼吸」を完全に体得している即戦力だった点にあります。呼吸の技術と鬼の強靭な身体能力が掛け合わさることで、短期間で急激な戦闘力の向上が見込めたため、戦力補充として異例のスピード昇格を果たしました。